研究課題/領域番号 |
18K04159
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分21030:計測工学関連
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研究機関 | 室蘭工業大学 |
研究代表者 |
船水 英希 室蘭工業大学, 大学院工学研究科, 准教授 (90516486)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 血液細胞 / ディジタルホログラフィ / 顕微鏡 / フローサイトメトリ / 計測システム / 血液検査 |
研究成果の概要 |
本研究では,フローサイトメトリ法に基づく血液検査装置に,無染色で細胞形状のリアルタイム3次元計測が可能なディジタルホログラフィック顕微鏡を適用して,高速・高精度診断と各細胞形状の微視的観察を同時に実現し,従来の顕微鏡ではリアルタイム取得が困難な位相情報による血液細胞の3次元構造の復元および特徴抽出により,新規な血球識別・分類性能をもつ診断装置の提案とシステムを構築した.また,開業医レベルで導入可能で集団検診や在宅医療による早期診断・発見への貢献のために,最適で低コストかつ可搬な装置の設計・開発を行った.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では,従来の血液検査装置では不可能であった,無染色でリアルタイムかつ3次元的に血液細胞の形状を計測可能なディジタルホログラフィック顕微鏡を用いて,高速かつ高精度な診断と各細胞形状の3次元顕微観察を同時に実現した.これにより,細胞形状計測において,従来の顕微鏡では困難だった情報を取得し,新規な血球識別・分類性能をもつ診断装置の提案とシステムを構築した.また,開業医レベルで導入可能で集団検診や在宅医療による早期診断・発見への貢献のために,低コストかつ可搬な装置の設計・開発を行った.
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