研究課題/領域番号 |
18K04164
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分21030:計測工学関連
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
赤羽 英夫 大阪大学, 基礎工学研究科, 准教授 (00552077)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 電子常磁性共鳴 / 電子スピン共鳴 / デジタルEPR分光器 / In vivo 生体イメージング / EPRイメージング / 自動整合回路 / EPRデジタル分光器 / EPR / 生体計測 / デジタル信号処理 / 高速磁場掃引 |
研究成果の概要 |
生体用デジタル電子常磁性共鳴(EPR) 分光器によるスペクトル取得の高速化を目指し、高速化に必要な要素技術の開発を実施した。ヨーク構造を持たなアレイ型のEPR用のマグネットを製作し、磁場の高速制御に適した低インダクタンスを有するコイルの実装に成功した。また、高速磁場掃引を可能にする振幅、位相の自動制御機構を開発し、10kHz~60kHz程度の磁場掃引を用いたEPRスペクトルの取得に成功した。その結果、フリージラジカル3D空間イメージングを181本の投影数でおよそ4秒程度での取得が可能となった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、デジタルEPR分光器の高速化に必要な磁気共鳴用マグネットを可搬可能な小型軽量に製作する技術や新しい磁場掃引制御方法を提案し実証した。今後、開発した高速なデジタルEPR分光器を用いた可搬型フリーラジカル分子イメージングシステムの開発に着手し、多くの生命科学研究者が生体用EPR技術を容易に応用できるようにしたい。
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