研究課題/領域番号 |
18K04168
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分21030:計測工学関連
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
堺 健司 岡山大学, ヘルスシステム統合科学学域, 准教授 (40598405)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 電気化学インピーダンス / SQUID / 磁場分布 / 有機太陽電池 / 軟磁性体 / 色素増感型太陽電池 / 触媒 / 交流インピーダンス / 磁気計測 / 電気化学 / 磁気センサ / 非破壊検査 |
研究成果の概要 |
本研究は電池に外部から電流を流し,超高感度磁気センサで流れた電流が作る微小な磁場を検出しその磁場を解析することで電池の評価に適用する取り組みである。次世代の太陽電池として期待されている有機太陽電池を作製し提案手法が適用可能かを検討した結果,電池を破壊することなく電気的な特性の違いを評価でき,さらに1つの電池内部の電気特性の違いも評価できることが分かった。また,磁場の検出部を工夫することで,局所領域の磁場応答を取得し,限られた領域の特性を評価できる可能性が示された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
電池は我々の生活に欠かせないデバイスとなっているが,既存の電池評価手法で電池内部の評価を行うには,電池を破壊して解体し内部の状態を観察する必要がある。しかし,本研究の成果は電池を破壊することなく内部状態の評価が可能であるため,電池の製造段階から破棄するまでに電池を破壊することなく継続して内部の状態が評価可能となる。この評価結果は,高性能電池の開発に役立ち,高性能電池の実現は我々の暮らしをより豊かなものへと導くことができる。また,電池が動作する状態で電池内部の局所領域の状態が評価できれば,これまで困難であった電池内部の反応機構解明も期待でき,学術的な意義も大きい。,
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