研究課題/領域番号 |
18K04173
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分21030:計測工学関連
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
森山 敏文 長崎大学, 工学研究科, 准教授 (20452873)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2018年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 逆散乱問題 / 等価定理 / 補間 / イメージング / 時間領域 / ゼロパディング |
研究成果の概要 |
この研究では,入射波の情報を使わず,更に電界のみを利用した逆問題解法について検討を行った.具体的には,観測曲面で観測した電界を利用して内部等価問題を考えて逆問題を解く方法を考え,2次元の場合の数値計算で提案方法の妥当性の確認を行った.さらに,等価問題を実現するために観測局面上の全電界を密に計測する必要があるが,補間を利用して疎に観測しても逆問題を解けることを示した.更に,3次元での検討も行った.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
この研究では,電波で物体の比誘電率分布などを求める方法を検討した.これは,レーダーのように物体の反射率を計測する方法と違い,物体の物理量を直接計測するものである.学術的に非常に重要な研究である.また,逆散乱問題を解くときにアンテナのモデル化を必要としないので,非常に計算を行いやすい.よって,提案する方法が医療やインフラのモニタリングなどに適用しやすくなる.
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