研究課題/領域番号 |
18K04175
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分21030:計測工学関連
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研究機関 | 県立広島大学 |
研究代表者 |
肖 業貴 県立広島大学, 地域創生学部, 教授 (50252325)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 音声復元 / 適応ノイズキャンセラー / 骨導音 / 気導音 / 線形結合器 / 非線形フィルタ / 最適化 / マルチ参照チャンネルANCの最適化 / マルチプライマリーチャンネルANCの最適化 / 拘束条件付き逐次最小二乗アルゴリズム / 計算量削減 / マルチチャンネル適応ノイズキャンセラー / 逐次最小二乗アルゴリズム / 適応フィルタ |
研究成果の概要 |
本研究では骨導音と気導音を同時にそれぞれ参照信号とプライマリー信号とする適応ノイズキャンセラー(ANC)による音声復元を試みた。特に複数参照チャンネルの活用や最適化による音声復元に焦点を当てた。主な研究成果は以下のとおりである。①複数参照シャネルANCによる音声復元性能向上を可能にした。②複数参照チャンネルANCを拘束条件付き線形結合器により束ね、最適化することによりさらに復元能力を向上させた。③同様の拘束条件付き線形結合器を活用し複数プライマリーチャンネル(気導音)を配置したANCにつても調べ、その有効性を確認した。すべての提案システムに対して実測骨導音・気導音を用いて性能検証を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は以下の学術的意義や社会的意義があると考える ① マルチチャンネルANCの最適化による音声復元は、初の試みとして、理論的貢献のみならず、音声復元の精度向上を実現し、その実用化へ大きく前進した。 ② 骨導音・気導音を活用した製品化(システムを含む)が進む中、本研究は関連産業に刺激を与え、技術向上へ貢献できると考える。
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