研究課題/領域番号 |
18K04182
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分21030:計測工学関連
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研究機関 | 愛知工業大学 |
研究代表者 |
塚田 敏彦 愛知工業大学, 情報科学部, 教授 (30394638)
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研究分担者 |
中條 直也 愛知工業大学, 情報科学部, 教授 (30394498)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 3次元 / 光切断法 / 投射光強度 / 投射時間 / 露光時間 / 画像計測 / スリット光 / スリット光源 / 投射光量制御 / 露光時間制御 / 3次元形状計測 / 3次元形状 / 構造化スリット光源 / 姿勢推定 / 画像解析 / 3次元形状 / センサ |
研究成果の概要 |
光切断法を用いた3次元計測技術に関する基礎検討を実施した。3次元計測精度を確保するために、観測されるスリット光の幅をモニタする方法を考案した。対象の反射率応じて、投射するスリット光量をパワーと時間で制御して、観測されるスリット光幅が規定範囲に収まった画像で3次元計測を実施した。スリット光量の制御は、スリット光源レーザーの投射強度と投射時間を組み合わせて行った。さらに、撮像素子側の露光時間(シャッタースピード)の制御も組み合わせて、受光量の幅を広くさせている。しかし、レンズの絞り(F値)の変更による露光量の制御は、光学系が変わってしまうので採用していない。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
3次元形状計測は、生産現場では計測検査のためのニーズが強く、また3次元プリンターへのデータ入力デバイスとしての需要も大きい。提案した方式を採用することで、従来は表面反射率が異なる領域を持つ対象部品の計測では計測精度が確保できないといった課題があったが、反射率に対応した光量、投射時間、露光時間を最適に選定することで、対象部品全体の形状を精度良く計測することが可能となった。
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