研究課題/領域番号 |
18K04264
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分21060:電子デバイスおよび電子機器関連
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研究機関 | 九州工業大学 |
研究代表者 |
松嶋 徹 九州工業大学, 大学院工学研究院, 准教授 (00571415)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 環境電磁工学 / 車載通信 / イミュニティ / EMC / 妨害波イミュニティ / Transmission line pulse / コモンモードフィルタ / 通信品質 / TLP法 / アナログ回路 |
研究成果の概要 |
車内環境におけるIC/LSIのイミュニティ評価のために、試験規格に用いられる治具の高周波拡張を行い、上限周波数を500MHzから1GHzまで拡張できる可能性を示した。また、パルス性妨害波に対するイミュニティ評価のためのパルス波生成回路を作成した。生成したパルス波が別途設定した要求を満たすことを実験により確認した。さらに、パルス印加時の波形を回路シミュレーションで求めた。例えば、ESDガンによる放電波形と比較したところ、妨害波源の出力インピーダンスの違いによる差が生じ、試験時に考慮する必要があることを示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年着目されている自動車の電動化は車内の電磁環境の劣悪化を招くという側面を持っている。一方で、自動運転などが普及するためにはより安全な通信環境を必要とする。したがって、劣悪な電磁環境の中で更に安全な通信を確立する手法や評価が必要となっている。本研究で得られた評価環境の高周波化や評価のためのパルス波生成は、車載機器の妨害波に対する耐力(イミュニティ)を評価するために必須の技術である。
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