研究課題/領域番号 |
18K04317
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分22020:構造工学および地震工学関連
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研究機関 | 北見工業大学 |
研究代表者 |
宮森 保紀 北見工業大学, 工学部, 准教授 (00363383)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 点群モデル / FEMモデル変換 / 線形静的解析 / SfM / 構造解析 / 点群データ |
研究成果の概要 |
本研究は、デジタルカメラで撮影した画像から、鋼構造部材の板厚変化も検出できる程度の高密度点群モデルを構築し、さらに構造解析可能なFEMモデルに変換することで、既存構造物の保有性能を定量的に把握する手法を開発することを目的としている。構造物を撮影した多数の写真から、SfMにより点群モデルを作成し、点群データからFEM解析可能なソリッドモデルを作成して応力解析を行う。具体的には、点群モデルの部材の軸方向について任意の間隔で断面を設定し、断面ごとに2次元デローニー分割を行い、断面間で近傍の節点を接続することで3次元要素を生成する。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
老朽化が深刻化する橋梁などの社会インフラの長寿命化を効率的に実現するためには、経年変化した構造物の実際の性能を精度よく定量的に評価することが必要である。現在は技術者の目視点検結果に基づき、外観から4段階で評価することが基本となっているが、これを実際に内部で発生している応力値で簡単に評価することができれば、補修や架け替えが真に執拗な構造物を効率よく発見できる。本研究では、デジタルカメラで撮影した多数の画像から、構造物の変形やひび割れ、腐食による板厚減少が分かる3次元モデルを構築し、さらに応力解析が可能なFEMモデルに変換する手法を開発した。
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