研究課題/領域番号 |
18K04327
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分22020:構造工学および地震工学関連
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研究機関 | 大阪市立大学 |
研究代表者 |
角掛 久雄 大阪市立大学, 大学院工学研究科, 准教授 (90326249)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 照明柱 / 更新 / モルタル充填二重鋼管 / ソケット式接合 / 埋め込み式照明柱 / 維持管理 / 埋め込み長 / 連結 / 埋め込み式基礎 |
研究成果の概要 |
近年,照明柱基部の腐食劣化が問題となっている.そこで,本研究では埋め込み式照明柱の新たな更新方法として中空式のモルタル充填二重鋼管に着目し,基礎部での連結構造としての適用性検討および構造性能評価を行った.その結果,一定以上の埋め込み長が確保出来た場合,モルタルに影響を及ぼさずに外鋼管まで荷重を伝達し,合成鋼管として確実に機能出来ることが明らかとなった.さらに,埋め込み長による影響を解析的に検討することで,本構造の曲げ耐荷機構の違いについて明らかにした.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本構造のようなコンクリートを充填していない鋼管同士をコンクリートやモルタルなどを介して二重鋼管構造として接合する方法,近年,国内外で検討が行われているが,円形断面の組合せの2重鋼管構造がほとんどである.それに対して,円形のみならず矩形との組み合わせも含めて検討をしており,照明柱以外の構造物の接合に対する研究に対して意義がある.また,維持管理が重要な時代において,簡易的な更新方法を提案することはコスト面のみならず,管理者の選択肢を増やすことになり,有意義な提案となる.
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