研究課題/領域番号 |
18K04341
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分22030:地盤工学関連
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
横浜 勝司 北海道大学, 工学研究院, 助教 (50299731)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | アスファルト再生砕石 / 地盤補強 / 発電 / 熱電素子 / 支持力 / リサイクル / 地盤防災 / コジェネレーション |
研究成果の概要 |
各種の自然災害に対して強く安全で、かつ持続可能な生活環境を整えるために,地盤補強と環境にやさしい発電方法の開発が必要となる。さらに、資源の有効活用は持続可能な生活環境の維持のために必須となる。本研究では地盤工学の観点から上記のことに貢献する知見を得るために、地盤補強-発電-資源のリユースのトータルシステムの概念を提案し、その実現性を実験的研究により検討した。 新たに製作した地盤補強と発電を実施するための部材を地盤内に挿入し、その表面をアスファルト廃材で被覆することで地盤支持力の向上および地表面温度を活用した発電が可能となることを実証した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、産業廃棄物の1つであるアスファルト舗装再生砕石の力学性質を利用した地盤補強効果の発揮の確認と、その集熱性を利用した発電の実行の両者を同時に実現させることを検討した。産業廃棄物および地表面温度エネルギーの両方のリユースと地盤力学特性向上を結びつけるシステムの構築と実用化を目指すことで、地盤工学分野の新知見を得るとともに、SDGsに基づいた持続可能な社会生活の仕組みを構築する新たな技術開発に向けた知見を獲得した。
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