研究課題/領域番号 |
18K04355
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分22030:地盤工学関連
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研究機関 | 近畿大学 |
研究代表者 |
河井 克之 近畿大学, 理工学部, 教授 (30304132)
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研究分担者 |
麓 隆行 近畿大学, 理工学部, 教授 (30315981)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 締固め / 不飽和土 / 転圧 / 土/水/空気連成解析 / 模型実験 / 地盤工学 / 土壌圏現象 / 自然災害 / サクション |
研究成果の概要 |
本研究では,不飽和土の力学体系を用いて土工の一種である「締固め」のメカニズムを明らかにすることを目的としている.特に,実施工で用いられる転圧による締固めに注目し,模型実験と数値解析によって地盤内に生じる締固め度の不均一性について調べた.また,各種計測器を設置した小型盛土において降雨浸透挙動を詳細に調べ,理論との比較を行うとともに,電気比抵抗探査も実施し,既存構造物における非破壊検査の適用性についても検討した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
盛土やアースダムといった陸上の地盤構造は,「締固め」施工によって造られるものの,これまで「締固め」メカニズムについて力学的な説明が十分ではなかったため,実施工では経験的手法を用いざるを得なかった.本研究では,「締固め」の力学的意義を明らかにするとともに,数値計算手法を提案しており,設計時の施工シミュレーションの可能性を示している.これによって使用材料に応じた適切な締固め手法を模索することができるようになると考える.
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