研究課題/領域番号 |
18K04384
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分22050:土木計画学および交通工学関連
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研究機関 | 群馬大学 |
研究代表者 |
金井 昌信 群馬大学, 大学院理工学府, 教授 (20375562)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 防災教育 / 避難訓練 / 防災キャンプ / 教育効果計測 / 学習効果計測 / 実践的研究 |
研究成果の概要 |
本研究課題は以下の2つの研究を行った。1つ目は、多様な教育効果が期待できる体験型学習(防災キャンプ)プログラムとその効果計測手法の開発である。防災に関する知識の提供、体験活動だけでなく、主体性や協調性、思いやりといった災害時だけでなく、日常生活でも求められる素養を高めることを意図したプログラムを開発し、その実施計測する方法を提案した。 2つ目は、地震を対象とした実践的避難訓練の導入方略である。多くの小中学校で実施されている形骸化した避難訓練の弊害(状況に応じた身を守る行動をとることができない)を指摘し、それを改善するための訓練方法を作成した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
小中学校における防災教育は、重要性も高まっているものの、広く実践されている現状にない。この原因の一つに、これまで提案されてきた防災教育の多くが「手間がかかる」ものであると考えられる。そこで、本研究課題では多くの学校が実施している避難訓練を効率化と、日頃の生活態度を防災を学ぶことを通じて改善していく、という多くの教員にも受け入れやすい方策を提案することで、現場の教員に受け入れやすい・実践しやすい防災教育の在り方を提案した。またこれまでの防災教育に関する実践は、その実施効果の検証が不十分であったことを問題し、防災教育のの実施効果の計測方法を検討した。
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