研究課題/領域番号 |
18K04389
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分22050:土木計画学および交通工学関連
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
山田 忠史 京都大学, 経営管理研究部, 教授 (80268317)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | サプライチェーン / 強靭性 / 不確実性 / 最適化 / 多期間モデル / 強靱度 / 強靱性 / 交通計画・国土計画 / 交通ネットワーク / 強靭化 / 物流 |
研究成果の概要 |
本研究は、物流強靭化の観点から、交通とサプライチェーンからなるスーパーネットワークの強靱性を評価し、強靱性の向上に資する方策を考究するものである。そのために、災害への耐性や被災からの回復力に基づくネットワークの強靭度算定手法を提案し、交通とサプライチェーンの双方を明示的に考慮した動的なスーパーネットワーク解析手法の開発を試みた。さらに、開発した解析手法を内包したネットワークの最適設計モデルを構築し、モデルに組み込む高精度で高速な近似最適化手法を開発するとともに、災害時の交通ネットワークの最適な復旧策について、物流強靭化の観点から検討した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
地震などの災害時においては、サプライチェーンの確保による国民生活の維持と経済活動の持続が重要となる。それゆえ、災害への耐性に優れ、被災からの回復力を保持する強靭な物流と、それを支える交通ネットワークやサプライチェーンネットワークの形成が肝要である。本研究は、その一助となるものであり、ネットワークの強靭性の定義や強靱度算定手法、さらには、それらを用いて、マルチモーダルなスーパーネットワークを評価する手法を提案する。これらの手法、ならびに、それらを用いてネットワークを最適設計することは、行政側の有用な物流強靭化策の企図につながり、企業側の施策理解や事業継続計画の策定に寄与する。
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