研究課題/領域番号 |
18K04400
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分22050:土木計画学および交通工学関連
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研究機関 | 秋田工業高等専門学校 |
研究代表者 |
長谷川 裕修 秋田工業高等専門学校, その他部局等, 准教授 (00533374)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2019年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2018年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
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キーワード | 交通行動分析 / 視線計測 / 慣性センサ / センサフュージョン / 行動文脈 / 交通安全 / 歩行者挙動 / 通学路 |
研究成果の概要 |
本研究課題は,1)眼鏡型装置(視線計測・3軸加速度センサ・3軸角速度センサ)とスマートウォッチ(GPS)によって収集した生理指標を含む時系列センサデータを用いて歩行者の活動状態を精度良く自動検出するとともに,2)視線計測結果から原因となる対象を特定する技術の開発を目的として実施した.このうち,前者については十分な成果を得た.また,後者についても概ね達成することができた.更に,視線の動きを表すスキャンパス同士の非類似度に対する因子の影響をPERMANOVAによって検定する方法論を提案し,注視行動と道路環境に対する慣れ・不慣れおよび自動車免許保有との関係について有意な影響があることを発見した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では視線の動きを表すスキャンパス同士の非類似度に対する因子の影響をPERMANOVAによって検定する方法論を提案し,注視行動と道路環境に対する慣れ・不慣れおよび自動車免許保有との関係について有意な影響があることを発見した.同様のアプローチはイベント時の群衆行動における視線誘導・交通誘導施策効果の把握,通学路の危険予知トレーニングの効果把握等にも適用可能であり,大きな発展可能性を有している.
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