研究課題/領域番号 |
18K04414
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分22060:土木環境システム関連
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研究機関 | 長岡工業高等専門学校 (2021) 阿南工業高等専門学校 (2019-2020) 長岡技術科学大学 (2018) |
研究代表者 |
川上 周司 長岡工業高等専門学校, 環境都市工学科, 准教授 (00610461)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | シングルセル解析 / 遺伝子工学的手法 / シングルセル / アプタマー / cell-SELEX / 環境微生物 / SELEX / 未培養微生物 / DNAアプタマー / 微生物解析技術 |
研究成果の概要 |
本研究によりアプタマーを用いて生菌状態の微生物をモニタリングできる技術の開発に成功した。アプタマーは系統学的に狭い範囲での検出も可能であり、また広い範囲での検出も可能である。このような性質を持つアプタマーを用いれば標的の微生物を任意に決定でき、その微生物をDNA抽出を伴わない方法で追跡することが可能になると思われる。本研究ではreal-time PCR法への応用を検討したが、これらをフローサイトメトリーへ応用することで未培養微生物の分離培養にもつなげることができると思われる。今後の研究の進展が期待される。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
アプタマーによる生菌検出技術が開発されることで、複数種の微生物同士による競合、共生の様子など、時間を追って変遷していく微生物の生態をモニタリングですることが可能になる。また、環境中の任意の微生物を生菌状態でラベル化できれば、マニュピレーター等で回収すれば分離培養につなげることも可能となる。この様なコンセプトで利用できるシングルセル解析技術は今のところなく、本研究はシングルセル解析を次のステージに押し上げる極めて重要な技術になると思われる。
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