研究課題/領域番号 |
18K04454
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分23020:建築環境および建築設備関連
|
研究機関 | 宇都宮大学 |
研究代表者 |
郡 公子 宇都宮大学, 地域デザイン科学部, 教授 (20153504)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
|
配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
|
キーワード | ダブルスキン / エアフローウィンドウ / 外部日除け / 自然換気 / 外気導入制御 / 空調負荷 / ファサード / 窓 / 外気冷房 / 熱負荷 / 高性能ファサード / 空調設計用気象データ / 空調設計用気象条件 / 昼光利用制御 / 高性能窓システム / 空調設計 |
研究成果の概要 |
本研究は、高性能ガラス窓、外部日除け付き高性能ガラス窓、高性能AFW、高性能DSF、さらにそれらに自然換気機能や昼光制御機能を付加したものなどを高性能ファサードと位置づけ、外気導入制御を行う空調システムとの融合設計のための性能予測法の提案と性能評価を行うことを目的とする。ファサードの高性能化と外気導入制御の融合効果は、その建物が建つ都市の気候によっても変わる。ファサードの地域適合性も評価可能とするため、国内836地点の設計用気象データの整備も行った。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
地球環境負荷削減のためにZEBを目指す時代となり、建築と設備は、相互影響を考慮した上で一体的に性能を発揮させる高度な融合設計が望まれるようになった。高性能ファサードは断熱性が高く冷房負荷を増加させる欠点がある。それを相殺するために自然換気制御や外気冷房を併用する空調方式を採用するとよい。一方、寒冷地は、外気の影響を抑制する最小外気量制御や全熱交換器による熱回収の方が適する可能性もある。このようなファサードと空調の融合効果を考慮した省エネルギー設計が可能になる。
|