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データ同化手法を用いた都市の風環境評価に資する標準上空風の計算

研究課題

研究課題/領域番号 18K04473
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分23020:建築環境および建築設備関連
研究機関国立研究開発法人防災科学技術研究所

研究代表者

下瀬 健一  国立研究開発法人防災科学技術研究所, 水・土砂防災研究部門, 主任研究員 (40729183)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2022-03-31
研究課題ステータス 完了 (2021年度)
配分額 *注記
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
キーワードビル風 / 環境アセスメント / 気象モデル / データ同化 / 上空標準風
研究成果の概要

本研究は,都市に展開されている気象観測データと気象モデルによる格子点値をデータ同化技術を用いて融合させることにより,より精度の高い初期値を用いた気象モデルによる風計算を実行し,風環境評価の精度向上に資する高精度な標準上空風を10分毎で作成した。具体的には,ビル風のアセスメントとして用いられる10分間平均風速の風計算を行い,「10分間平均風速の累積頻度に基づく評価尺度」に資する標準上空風を作成した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

建物周辺で歩行者を危険にさらすビル風が社会問題となっており,建物の計画・設計段階からの風環境評価は非常に重要である。気象モデルにより標準上空風を整備することにより,風環境評価を行うに当たって,評価領域で建物の影響を受けない信頼度の高いデータを得ることができた。そのため,環境アセスメントに対するコストを軽減できるという波及効果が期待される。

報告書

(5件)
  • 2021 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2021 2020 2018

すべて 雑誌論文 (2件) (うちオープンアクセス 2件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 令和元年房総半島台風による園芸施設の被害状況に基づく解析値の風の評価2021

    • 著者名/発表者名
      IIZUKA Satoshi、SHIMOSE Ken-ichi、YOKOYAMA Hitoshi
    • 雑誌名

      日本風工学会誌

      巻: 46 号: 1 ページ: 5-12

    • DOI

      10.5359/jawe.46.5

    • NAID

      130008033219

    • ISSN
      0912-1935, 1883-8413
    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書
    • オープンアクセス
  • [雑誌論文] 第6回メソ気象セミナー開催報告2020

    • 著者名/発表者名
      メソ気象セミナー事務局(末木健太,横田祥,栃本英伍,加藤亮平,吉住蓉子,鵜沼昂,渡邉俊一,下瀬健一,春日悟)
    • 雑誌名

      天気

      巻: 67 ページ: 55-62

    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
    • オープンアクセス
  • [学会発表] 3DVAR+IAUを用いた2015年9月6日に首都圏で発生した竜巻の風速場解析2018

    • 著者名/発表者名
      下瀬健一,清水慎吾,加藤亮平,岩波越
    • 学会等名
      日本気象学会春季大会
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2023-01-30  

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