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長期PDCAによる低侵襲治療時代の急性期病院高回転手術部のモデルプランの提案

研究課題

研究課題/領域番号 18K04486
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分23030:建築計画および都市計画関連
研究機関京都府立大学

研究代表者

河合 慎介  京都府立大学, 生命環境科学研究科, 教授 (70335123)

研究分担者 小菅 瑠香  芝浦工業大学, 建築学部, 准教授 (50584471)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
キーワード長期PDCA / 急性期病院 / 手術部 / 高回転運営 / 使用後評価 / ファシリティマネジメント / 低侵襲治療
研究成果の概要

本研究は急性期病院手術部を対象に,高回転運営と平面型の関係を明らかにすること,モデルプランの構築のための課題の抽出を目的とする。研究方法の特徴は同一対象における,長期PDCAの実践である。2014年の準備段階から18年以降,現状評価から課題の抽出,改善案の提案,改善の実行,評価と課題の抽出を繰り返した。
一連の改善提案は①看護補助者を2名増員,さらに増改築に伴って②個人セット作成と輸送の一元化,③物品配置の集約化,④器材保管スペースの中央化であった。結果,一日一人当たり約60分の物品準備・管理の間接業務を本来業務に転換させることができた。事例研究から建築的性能の使いこなしが今後の課題である。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究は「使われ方」調査から「使いこなし方」を導くことを主眼としている。
建築は竣工時に運用方法と物的環境をセッティングしていたとしても,状況,需要や体制の変化などによって運用方法も変化し,不具合が生じる。建築的性能を最大限引き出すために,評価を改善を繰り返す必要があるが,その一つの方法を提示し,効果を数量的に明らかにしたことに意義があると考える。また,一事例のケーススタディであるが,応用可能な共通解を含むものであると考える。

報告書

(6件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2021

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件、 オープンアクセス 2件)

  • [雑誌論文] N病院手術部における人員体制変更後の評価2021

    • 著者名/発表者名
      河合慎介,小菅瑠香
    • 雑誌名

      日本建築学会技術報告集

      巻: 27 号: 65 ページ: 344-349

    • DOI

      10.3130/aijt.27.344

    • NAID

      130007988574

    • ISSN
      1341-9463, 1881-8188
    • 年月日
      2021-02-20
    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [雑誌論文] N病院手術部における人員体制変更後の評価 -急性期病院手術部の持続的改善手法の実践 その2-2021

    • 著者名/発表者名
      河合慎介,小菅瑠香
    • 雑誌名

      日本建築学会技術報告集

      巻: 第27巻65号 ページ: 344-349

    • NAID

      130007988574

    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書
    • 査読あり / オープンアクセス

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2024-01-30  

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