研究課題/領域番号 |
18K04506
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分23030:建築計画および都市計画関連
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研究機関 | 福井大学 |
研究代表者 |
原田 陽子 福井大学, 学術研究院工学系部門, 准教授 (00377475)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 低未利用地 / 人口減少 / 空き地 / 創造的再編 / 都市の成熟化 / 菜園 / 複数区画利用 / エリアマネジメント / 未利用地 / 土地利用 / 暫定利用 / 非集約エリア / 雑草管理 / 不在地主 / 菜園利用 / 遠郊外住宅地 / 地方都市 / 成熟化 |
研究成果の概要 |
本研究の成果としては、1.まちなか地区など市街地内での低未利用地の居住地としての更新実態を明らかにするとともに、まちなかの方が郊外よりも住環境評価が高く、自家用車の保有台数を減らしたり、中古住宅を活用するなどによって、長期的には、郊外よりもまちなかの方が居住コストも安くなることが明らかになった。2.空き地の菜園利用や複数区画利用は郊外だけでなく、まちなかにおいても有効な手法であることが明らかになった。 さらに、3.あわら市X団地や福井市新田塚地区のくろまるガーデン周辺、福井市中心市街地の新栄地区において、市民主体の住環境の質の向上や改善に向けた具体的動きの基盤をつくることに繋がったと考えられる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究成果は、査読付き学術論文4編と、専門書1編にまとめることができ、また、あわら市X団地に関する研究論文については、2021年度の日本都市計画学会の優秀論文賞を受賞した。 さらに、本研究の調査結果などを活かして、3.あわら市X団地や福井市新田塚地区のくろまるガーデン周辺、福井市中心市街地の新栄地区において、実践的に、市民主体の住環境の質の向上や改善に向けた具体的動きの基盤をつくることに繋がったと考えられ、今後も継続的に、そうした活動を発展できるような研究に取り組みたいと考えている。
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