研究課題/領域番号 |
18K04519
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分23030:建築計画および都市計画関連
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研究機関 | 東洋大学 |
研究代表者 |
高橋 儀平 東洋大学, 工業技術研究所, 客員研究員 (60058162)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | バリアフリー / 日中韓比較 / バリアフリー法 / 当事者参画 / 障害者団体 / バリアフリーの評価 / 当事者参加 / バリアフリー評価 / バリアフリー環境 / 東京2020オリオパラ大会 / 北京2022冬季オリパラ大会 / 東京2020大会競技施設 / 東京2020オリパラ施設 / 日中韓 / ユーザー参加 / ユーザー評価 / 法制度 |
研究成果の概要 |
本研究は、日本、中国、韓国における近年のバリアフリー環境の構築に関して、主に障害者がどのように参画し実現してきたか。またそのバリアフリーの到達点を障害者自身がどう評価しているか、残された課題は何かについて、調査研究したものである。結果、日本が障害者の参画とそのプロセスについては最も進んでいることが判明した、一方でこの間のバリアフリー法関連整備では3か国とも多くの進展がみられた。その推進には多様な障害者の参画があり、必然的に障害者の評価が高まっていると捉えられる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
アジア諸国とりわけ日中韓3か国を比較したバリアフリー環境の研究は、本研究以前では殆ど行われていなかったことがあげられる。本研究では3か国の今日的状況と、近年のバリアフリー施策で重視されている障害者等の当事者参画の実態を比較研究した。また本研究期間内に3か国で相次いで開催され、当事者参画の動きを加速させたオリンピック・パラリンピック大会を契機としたバリアフリー化の取り組みを取りまとめた。 本研究の実施過程では、3か国のバリアフリー政策やバリアフリーガイドライン作りに中心的に関わる障害当事者、専門家、行政関係者との情報交換を繰り返しており、各国のバリアフリー状況の改善に大きく寄与したと確信する。
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