研究課題/領域番号 |
18K04522
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分23030:建築計画および都市計画関連
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研究機関 | 富山国際大学 |
研究代表者 |
浦山 隆一 富山国際大学, 現代社会学部, 客員教授 (10460338)
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研究分担者 |
石井 龍太 城西大学, 経営学部, 准教授 (00712655)
鎌田 誠史 武庫川女子大学, 生活環境学部, 准教授 (70512557)
山元 貴継 中部大学, 人文学部, 准教授 (90387639)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 非格子状空間配置 / 沖縄先島諸島 / 集落携帯空間変容過程 / 中世相当期・近世近代期 / 伝統的祭祀施設 / 囲壁集落 / 地籍図調査 / 考古学発掘調査 / 集落形態空間変容過程 / 中世相当期・近世期 / 考古発掘調査 / 中世・近世・近代期 / 非・格子状空間配置 / 空間変容過程 / 中世相当期・近世紀 / 発掘調査 / 御嶽・祭祀家屋 |
研究成果の概要 |
本研究である非「格子状」集落の住居構成群を探求するため、考古学調査による年代考察並びに「地籍測量図」「地籍図調査資料」の地理学的手法を用い、先行文献と現地調査で確認する作業を行った。並行して、近世「格子状」集落に関する考察を学際シンポジュウムとして開催した。一方では南西諸島全域に視野を広げ、集落形態とその構成原理を説明する研究も行った。結果を論文「南西諸島・喜界島における村落の地形的立地と空間構成の特徴」として発表した。また宮古島狩俣集落において継続的考古学調査が進められた。その結果は住民説明会で「狩俣集落における考古学調査」として報告した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、近世以降に成立した街路による方形の石積み囲いで構成される集落を「格子状」空間配置、その他の不井然形態の集落を非「格子状」空間配置として捉えた。そのために考古学や地理学研究者らと学際研究を行った。「グスク時代から近世期における集落形態の構造的変遷」を実証的明らかにすると共に「御嶽の発生的意味やその変容過程から見た祭祀場所の本質」を探究した。 その結果は「元島・古島(集落発祥の地):非「格子状」空間配置」と「近世計画集落:「格子状」空間配置」のと空間的関係解明に結びついた。さらに村落空間における聖域を核とした地域文化再創生の根拠をも提示した。
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