研究課題/領域番号 |
18K04548
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分23040:建築史および意匠関連
|
研究機関 | 沖縄大学 |
研究代表者 |
小野 啓子 沖縄大学, 経法商学部, 教授 (50369211)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
|
配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2020年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
|
キーワード | ハワイ / 糖業プランテーション / 日本人移民 / マウイ / オアフ / 日系移民 / 太平洋島嶼地域の近代化 / 都市史 / 移民 / 太平洋島嶼地域 / 糖業 |
研究成果の概要 |
本研究はハワイ・マウイ島を事例として、1940年代までの航空写真を用いて糖業プランテーションタウン(プーネネ)のベースマップを作成し、各種文献、統計、写真、他の地図等の情報を重ねて当時の土地利用や空間構成を総合的に再現し、セトルメントとして特質を明らかにした。また、比較のためにオアフ島の代表的な糖業プランテーションタウン(ワイパフ、エワ)についても1940年代の土地利用図を再現した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ハワイ諸島は18世紀末以降、サンダルウッドの輸出、捕鯨基地として次第に世界経済に組み込まれていくが、本格的な近代化・工業化・都市化を迎えるのは、19世紀半ばの近代製糖業の展開による。港湾、灌漑、道路、鉄道と共に各地で糖業プランテーションタウンが建設され、数百人から数千人の労働者が生活していた。これらを「セトルメント」として考察した研究がこれまでなかったことから、本研究はハワイ各地で建設された糖業プランテーションの形態の理解に貢献する研究である。
|