研究課題/領域番号 |
18K04573
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分24010:航空宇宙工学関連
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研究機関 | 防衛大学校(総合教育学群、人文社会科学群、応用科学群、電気情報学群及びシステム工学群) |
研究代表者 |
中山 宜典 防衛大学校(総合教育学群、人文社会科学群、応用科学群、電気情報学群及びシステム工学群), システム工学群, 教授 (80532770)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 宇宙推進工学 / 電気推進 / 推進剤 / 希薄気体 / 圧力計測 / 真空工学 / 宇宙工学 / 可視化 |
研究成果の概要 |
地上試験装置(真空装置)内作動時と宇宙空間作動時との推進性能差を知るため、電気推進機推進剤の希薄流れに着目し、光ファイバを利用した希薄動圧計測器の小型化および高精度化を図り、設置姿勢によらず計測できるように改良を行った。この計測器を用いて真空装置内の推進剤流れを3次元計測した結果、真空装置壁面反射による影響、および真空ポンプ排気による影響が真空装置内全域にわたり影響を与えており、それが推進性能に差異を生む原因となることが確かめられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究により、真空装置内における推進機の位置や設置方向によって推進性能に影響を与えることだけでなく、推進機の性能を評価する様々な計測器もその位置や設置方向によって計測妥当性に影響を与えることが直接的に確かめられた。また真空ポンプ排気の可視化にまで成功しており、電気推進機推進性能の妥当評価に貢献できるだけでなく、真空装置の設計や数値解析等、宇宙工学以外にも寄与できると十分推察される。
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