研究課題/領域番号 |
18K04574
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分24010:航空宇宙工学関連
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研究機関 | 防衛大学校(総合教育学群、人文社会科学群、応用科学群、電気情報学群及びシステム工学群) |
研究代表者 |
横山 信宏 防衛大学校(総合教育学群、人文社会科学群、応用科学群、電気情報学群及びシステム工学群), システム工学群, 准教授 (10425788)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 自律分散 / 飛行意図推定 / モデル予測制御 / 不確かさ / 逐次凸化 / コンフリクト(干渉)回避 / 実時間最適化 / 凸計画法 / 干渉回避 / 群制御 / 凸最適化 |
研究成果の概要 |
複数航空機に対する自律分散型の管制への適用を念頭に、各機が独立して飛行軌道の更新を行ってもコンフリクト(安全間隔を下回っている状況)が生じないような最適飛行軌道の生成手法を提案した.提案手法では,各機が持つ飛行意図の推定を適宜実行しつつ,その推定結果や通信遅延,風等に不確かさがあるという条件下においてもコンフリクトのない最適軌道を高速に求められるようにしている.その有効性は数値シミュレーションによって確認した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
無人・有人のどちらの航空機についても,将来的にはより高密度な環境下で運航することが期待されているが,そのために欠かせないのが,コンフリクトの無い各機の飛行軌道を計算する技術である.本研究で提案された手法は,各種の現実的な状況を考慮した条件下で,コンフリクトのない最適軌道を高速かつロバスト(頑健)に得ることを可能としており,将来の高密度な航空機運航の実現に向けた基盤技術として寄与するものである.
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