研究課題/領域番号 |
18K04582
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分24020:船舶海洋工学関連
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
田中 智行 広島大学, 先進理工系科学研究科(工), 准教授 (20452609)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | Peridynamics / 破壊力学 / 脆性材料 / メッシュフリー/粒子法 / 有限要素法 / 動的破壊 / メッシュフリー法/粒子法 / 動的応力拡大係数 / Fracture Mechanics / Meshfree Method / Dynamic Problem |
研究成果の概要 |
輸送機器や溶接構造物は運用中にき裂や損傷が生じることが多い.それらの損傷が大きくなると大規模な構造破壊が生じる可能性がある.これらの問題を力学および材料面から評価する学問が破壊力学である.一般的な構造に破壊力学を適用する場合,数値解析を用いる方法がある.数値解析では解析対象を高精度にモデル化する必要があるが,き裂や損傷を含むモデル化は容易ではない.本研究では,き裂を含む構造やき裂が生じた構造を高精度にモデル化を行う方法として Peridynamics を用いる.本研究は,Peridynamics を用いた高精度な破壊力学評価に資するものである.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究を通して,Peridynamics を用いて動的き裂進展現象の評価およびその高精度化を行うことができた.これまで構造解析で用いられてきた有限要素法と比較して,き裂を含む構造のモデル化の自由度が高く,かつ,既存の結果と比較しても遜色ない動的き裂進展挙動を行える数値解析法を構築することができた.
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