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低着火性燃料に対応した物理的手法に基づく蒸発性・着火遅れ評価モデルの構築

研究課題

研究課題/領域番号 18K04588
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分24020:船舶海洋工学関連
研究機関国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所

研究代表者

高木 正英  国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所, その他部局等, 研究員 (50371092)

研究分担者 今井 康雄  国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所, その他部局等, 研究員 (40426218)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
キーワード蒸発モデル / 着火性評価 / 舶用燃料 / 液滴蒸発モデル / 着火性評価モデル / 蒸発性 / 船舶工学 / 低着火性燃料 / 燃料着火性モデル / ディーゼルエンジン
研究成果の概要

本研究では,アルカンと芳香族炭化水素の混合によりモデル化された舶用燃料を対象に,液滴蒸発モデルと着火性評価モデルを作成した。本研究の目的は,これらのモデルによって,燃料特性と着火性指標との関係を明らかにすることである。
液滴蒸発モデルの結果から,モデル燃料は単峰性,二峰性の蒸発特性になり,これらの違いが着火性に直接影響しないことを示した。
また,着火性評価モデルとして,舶用残渣油の指標であるCCAI値をアルカン,芳香族炭化水素のそれぞれに対して修正を施し体積平均する手法を提案し,高精度に着火性を再現することができた。

研究成果の学術的意義や社会的意義

液滴蒸発モデルについては,物質の非理想性と物質輸送と熱輸送のそれぞれに異なるグラスホフ数を用いて重力の効果を考慮するモデルの修正,追加を行った。これにより,通常の重力場での液滴蒸発実験との比較検証が可能になった。
セタン価推定モデルについては,アルカン,芳香族の各成分ごとに修正を行うことで,これまでの着火性指標よりも高精度の定式化を行うことができた。これは,舶用燃料の着火性をより正確に表せる手法に資する結果になっている。

報告書

(4件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2022-01-27  

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