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低環境負荷型天然ガス機関開発のためのパイロット着火制御の高度化に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 18K04591
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分24020:船舶海洋工学関連
研究機関国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所

研究代表者

今井 康雄  国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所, その他部局等, 研究員 (40426218)

研究分担者 川内 智詞  国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所, その他部局等, 研究員 (20549993)
高木 正英  国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所, その他部局等, 研究員 (50371092)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
キーワード天然ガス / パイロット燃料着火 / 着火遅れ / 数値解析 / パイロット着火 / 分割噴射 / 混合気形成 / パイロット燃料 / 着火 / ガスエンジン
研究成果の概要

パイロット燃料着火方式におけるメタン-空気予混合気中の着火遅れ時間の遅延の原因を調べるために,パイロット燃料と雰囲気のメタンの化学反応における相互作用を考慮し,さらにメタン-空気予混合気とパイロット燃料の混合作用を組み合わせた数値解析手法を考案した.その結果,着火遅れが遅延する条件ではパイロット燃料噴射開始後に生成したOHラジカルのモル濃度が低下する様子が確認された.
さらにパイロット燃料着火の着火遅れ時間の短縮化のために,分割噴射の効果について検証した.

研究成果の学術的意義や社会的意義

エンジン負荷の変動に応じて天然ガス濃度を変化させる必要があるが,メタン濃度によって着火遅れ時間が極端に変化してしまうパイロット燃料着火方式では,負荷変動に対するエンジン制御の追従性,ロバスト性の確保が難しい.そこで,まず着火遅れの変動が起こる原因を明らかにし,得られた知見からできるだけ着火遅れの変動を抑える制御手法を示すことが大切である.本研究では数値解析により,パイロット燃料噴射の着火遅れ時間増大の原因について示した.また分割噴射による着火遅れ時間の短縮化について検証した.これらの結果は,環境負荷が低く,温暖化防止に貢献するための天然ガス機関開発に資するものとなると考える.

報告書

(4件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2020

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (2件)

  • [雑誌論文] 一次元噴霧モデルによるメタン-空気予混合気中における微小燃料噴霧の着火過程の数値解析2020

    • 著者名/発表者名
      川内 智詞、今井 康雄、高木 正英
    • 雑誌名

      自動車技術会論文集

      巻: 51 ページ: 767-772

    • NAID

      130007891834

    • 関連する報告書
      2020 実績報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [学会発表] 一次元噴霧モデルによるメタン-空気予混合気中における微小燃料噴霧の着火過程の数値解析2020

    • 著者名/発表者名
      川内智詞,今井康雄,高木正英
    • 学会等名
      自動車技術会 春季大会学術講演会
    • 関連する報告書
      2020 実績報告書
  • [学会発表] 一次元噴霧モデルによるメタン-空気予混合気中における微小燃料噴霧の着火過程の数値解析2020

    • 著者名/発表者名
      川内智詞,今井康雄,高木正英
    • 学会等名
      2020年自動車技術会春季学術講演会
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2022-01-27  

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