研究課題/領域番号 |
18K04608
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分25010:社会システム工学関連
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
斎藤 勝彦 神戸大学, 海事科学研究科, 教授 (70195981)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 包装 / 宅配便 / 荷扱い / 落下 / 衝撃加速度 / 落下試験 / 落下高さ換算 / ネット通販 / 輸送包装 / 宅配輸送 / 落下高さ |
研究成果の概要 |
近年ますます急増するネット通販需要に応えるため、ネット通販小口貨物の減容化(適正輸送包装の高度化)を目指した。これまで、回転をともないながら不安定な姿勢で自由落下している物体で計測された加速度情報から、精度よく落下姿勢と落下高さを解析できる方法はなく、本研究では、ネット通販小口貨物を模した衝撃加速度計測ユニットを仕込んだ包装ダミーによって計測された加速度情報から、包装物の精確な落下姿勢と落下高さを導出する方法論を確立させた。落下姿勢と落下高さが精度よく解析できれば、おのずから貨物の大きさ・形状・重量・製品衝撃強さに対応した適正な緩衝包装が可能となる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
輸送中の貨物は、落下方向別の衝撃値(自由落下高さに換算)の大きさを精確に評価できなければ貨物を適正に包装することは不可能である。本研究の成果により、落下姿勢と落下高さが精度よく解析できるようになり、貨物の大きさ・形状・重量・製品衝撃強さに対応した適正な緩衝包装が可能となった。したがって、落下高さ情報があいまいである現況の荷姿から、大きく減容化することが可能となり、宅配輸送システムの省力化に大きく寄与できる。
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