研究課題/領域番号 |
18K04636
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分25020:安全工学関連
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研究機関 | 宮崎大学 |
研究代表者 |
綾部 貴典 宮崎大学, 医学部, 准教授 (70295202)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | Work-As-Imagined / Work-As-Done / Safety-I / Safety-II / レジリエンス・エンジニアリング / 呼吸器外科 / 個人 / チーム / 組織 / レジリエンス / レジリエンス・エンジニアリング理論 / レジリエントヘルスケア / 手術安全 / 外科 / 胸部外科手術 / WAI / WAD / 医療安全 / ノンテクニカルスキル |
研究成果の概要 |
胸部外科手術の出血は危険で患者の生命危機・死亡となりえる。外科医個人、手術チーム、組織において、レジリエンス・エンジニアリング理論を用いて、日常の手術業務を観察した。手術安全を実践するために、予期せぬ事態(擾乱:癒着、出血、生命危機に陥る大出血)にうまく対応し、調整する方法を収集し分析した。従来から実践されている手術安全をSafety-I、新しくレジリエンスアプローチを取り入れた手術安全をSafety-IIとして記述した。この2つをうまく組み合わせた新しい手術安全支援システム(Safety I + Safety-II)を構築し、実際の手術に実践できるようにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
肺癌手術の癒着への外科医個人、肺動脈出血へのチーム、生命を脅かす大出血への手術室組織において、外科医のWork-As-Imagined(WAI,頭の中で考える手術のなされ方)とWork-As-Done(WAD,実際の手術のなされ方),そのギャップを近づける方法法、パフォーマンスの調整の方法が明らかされた。 個人、チーム、組織のレベルで、レジリエント・ヘルスケア理論を外科手術に実装して、WAIとWADを近づけ、手術の変動にうまく対応し、手術安全を実践することができる。インシデントや予期せぬ事象を教訓とし、うまくいく経験を学習し、予見・監視・対応・学習の循環メカニズムの構築が重要である。
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