研究課題/領域番号 |
18K04651
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分25030:防災工学関連
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研究機関 | 秋田大学 |
研究代表者 |
水田 敏彦 秋田大学, 地方創生センター, 教授 (30342455)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 積雪寒冷地 / 積雪期 / 地震被害 / 文献調査 / 地震災害危険度 / 住宅冬季振動特性 / マルチエージェント / 秋田県横手市 / 地震防災 / 減災支援 / 秋田県 / 横手市 |
研究成果の概要 |
本研究では、積雪寒冷地において積雪期(12月~3月)に発生した地震被害に関する文献調査を行い、積雪下の地震防災を考える上で参照すべき被災特徴、問題点を明らかにした。また、常時微動連続観測に基づく特別豪雪地帯住宅の冬期振動特性の変化を明らかにした。さらに、マルチエージェント手法を導入して、積雪の状況、建物倒壊、道路閉塞、除雪や救助活動、住民の避難行動をシミュレーションできるシステムを開発した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では全国に事例の多い積雪寒冷地を対象に、地域の地震危険度評価を根本的に見直し、都市固有の災害危険度を実態に即して評価しようとしている。従来の画一的な評価手法に地域性を取り込み、より合理的な地域に密着した地域防災対策立案に寄与し、本研究の成果は直接的に積雪寒冷地の地震対策に新たな方向性を与えるものとしてその社会的意義も大きいと考える。また、本研究では積雪寒冷地を対象に展開するが他の地域問題へも即応可能であり与える影響は大きいと考えている。
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