研究課題/領域番号 |
18K04655
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分25030:防災工学関連
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研究機関 | 長岡技術科学大学 |
研究代表者 |
熊倉 俊郎 長岡技術科学大学, 工学研究科, 准教授 (00272865)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 降雪地上計測 / 降雪計測機器 / 降雪レーダー計測 / 地上降雪分布 / 雪氷災害防除 / 降雪分布 / 固体降水計測 / 固体降水レーダー観測 |
研究成果の概要 |
狭領域に短時間で降る大雪の観測事例は不足している。ここでは短い時間間隔で測定を行え、簡易的でメンテナンス性に優れた光学式反射型降水強度測定・降水種別判別機器を前回の研究から継続して開発することと、落下速度の遅い固体降水についてレーダー降水量から地上降水量を推定する手法の開発を、また、簡易型の車載用マイクロ波ドップラー装置を用いた固体降水観測の試行を目的とした。反射型機器については、準リアルタイムで降水量と降水種別を出力できるようになり、レーダー降水量については、気象シミュレーションの出力を用いた後方流跡線解析により推定が行え、ドップラー装置についても野外計測から使用可能性を探ることができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
固体降水粒子の不規則性や測定手法の問題などにより、固体降水の測定にはまだ研究の余地が多く残されている。ここでは、短時間間隔での固体降水量の推定手法の1つを示し、また、落下速度の遅い降雪の水平移動を考慮したレーダー観測値からの地上降水量推定手法を示した。さらに既販であるものの精度が保てていない場合がある小型マイクロ波ドップラー装置を用いた固体降水落下速度の直接観測を試みた。いずれも現状を打開するために有用なものと考えられ、学術的にも社会的にも意義あるものである。
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