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緊急地震速報を活用した抜き打ち型避難訓練の防災に留まらない短期・長期的な効果測定

研究課題

研究課題/領域番号 18K04656
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分25030:防災工学関連
研究機関山梨大学

研究代表者

秦 康範  山梨大学, 大学院総合研究部, 准教授 (70360849)

研究分担者 酒井 厚  東京都立大学, 人文科学研究科, 准教授 (70345693)
牛山 素行  静岡大学, 防災総合センター, 教授 (80324705)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
キーワード避難訓練 / 無予告 / 地震 / 緊急地震速報 / 効果測定 / 防災訓練
研究成果の概要

本研究成果は以下の4点である。1点目は、抜き打ち型避難訓練を導入したモデル校(実験群)と従来型の訓練日時が予告されている非モデル校(統制群)を比較することにより、抜き打ち型避難訓練の防災に留まらない教育効果を明らかにした。2点目は、休み時間中の抜き打ち型避難訓練を通して、集合の同調行動に関する貴重な映像が記録できた。3点目は、防災に留まらない教育効果を測定可能な尺度として防災レディネス指標を開発した。4点目は、地域との関係性やパーソナリティと防災活動の関係を明らかにした。

研究成果の学術的意義や社会的意義

予定調和な取り組みが広がっている学校教育において、抜き打ち型避難訓練の防災に留まらない教育効果について議論した。中長期的な影響として地震への関心に留まらず、主体性や助け合いの意識など、防災に留まらない教育効果が期待できることが示されたのは、学術的にも社会的に意義が大きい。休み時間中の避難訓練の映像は、社会心理学で言う集合の同調行動を記録した貴重な映像であることが判明した。集合の同調行動が、訓練で創出しうることが示されたのは、学術的に意義が高い。また、防災レディネス指標を提案し、この尺度を用いることにより防災に留まらない教育効果の測定が可能となった。

報告書

(4件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2018 その他

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (1件) 備考 (1件)

  • [雑誌論文] 防災教育を見直す 抜き打ち型の実践的な避難訓練を行い「自らの身を自ら守る」子どもを育む2018

    • 著者名/発表者名
      秦康範
    • 雑誌名

      総合教育技術

      巻: 73(9) ページ: 50-55

    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
  • [学会発表] 緊急地震速報を用いた抜き打ち型避難訓練の児童の対応行動に関する一考察2018

    • 著者名/発表者名
      高井彬名,秦康範
    • 学会等名
      日本災害情報学会
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
  • [備考] 山梨大学 秦研究室

    • URL

      http://www.ccn.yamanashi.ac.jp/~yhada/

    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書 2018 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2018-04-23   更新日: 2022-01-27  

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