研究課題/領域番号 |
18K04671
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分25030:防災工学関連
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研究機関 | 摂南大学 |
研究代表者 |
池内 淳子 摂南大学, 理工学部, 教授 (90450254)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | ペット同行避難 / 避難所 / ペットの災害対策 / 飼い主の災害対策 / ペット / 飼い主 / 生活面積 / 算定式 |
研究成果の概要 |
本研究では、避難所におけるペットの生活面積を算出するために、ペットの日常の「就寝面積」「食事面積」「トイレ面積」を計測した。その結果、猫の生活面積には差がないこと、小型犬の生活面積は各家庭の飼育状況の違いを踏まえた上で標準的な数値を示すことができること、大型犬の生活面積には飼育方法による差が大きいことが示された。また、ペット同行避難訓練実施とマイペット防災マニュアル作成を通じて、ペット飼育者の現状の準備状況を明らかにし、今後、具体的に災害準備を進める手法を提案した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
避難所におけるペットの管理責任は飼い主にある。とはいえ、突然の災害に見舞われた多くの飼育者と避難所運営側との協議は成り立っておらず、より建設的に協議が進むような客観的指標(ペットの必要生活面積やオリジナルマニュアルなど)が必要である。本研究の成果は、あらゆるペット飼育者に役立つだけでなく、避難所運営マニュアルへの反映が見込め、社会的意義が深い。また、災害時を想定したペットの生活面積はこれまで標準化されたものがないため、学術的意義が深い研究といえる。今後も研究成果の創出を継続する。
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