研究課題/領域番号 |
18K04692
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分26020:無機材料および物性関連
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研究機関 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 (2021) 東京工業大学 (2020) 千葉大学 (2018-2019) |
研究代表者 |
日沼 洋陽 国立研究開発法人産業技術総合研究所, エネルギー・環境領域, 主任研究員 (80648238)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | イオン化ポテンシャル / 触媒 / 仕事関数 / 電子親和力 / 酸化物 / Mars-van Krevelen効果 / Electron scavenger効果 / 第一原理計算 / 表面モデル / 光触媒 / 水分解 / マテリアルズインフォマティックス / データベース |
研究成果の概要 |
イオン化ポテンシャルおよび関連する物理量である電子親和力と仕事関数を様々な二元・三元の酸化物、および遷移金属の水素化物、炭化物、窒化物、硫化物に対して求め、データベースを作成した。触媒活性には表面酸素空孔生成エネルギーが大きな影響を与えることがあるが、その計算コストは高い。このエネルギーと電子親和力について相関があることを発見し、新規触媒材料探索の高速化に資することができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
イオン化ポテンシャルおよび関連する物理量である電子親和力と仕事関数を求めることで、触媒活性が高いと思われる物質を比較的低計算コストで推測することが可能になり、社会的意義があった。特に、担体への金属ナノ粒子の吸着による表面活性化の有無は、吸着される担体とナノ粒子の電子親和力あるいは仕事関数から予測することができ、社会的意義と学術的意義がある。
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