研究課題/領域番号 |
18K04723
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分26030:複合材料および界面関連
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
西村 達也 金沢大学, 物質化学系, 准教授 (00436528)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | らせん高分子 / 有機無機複合体 / リビング重合 / 高分子ブラシ / 有機無機複合材料 / ポリイソシアニド |
研究成果の概要 |
本研究は不斉触媒の開発および光学異方性に優れた複合材料の開発のために、らせん高分子基板の作製を行っている。既に研究代表者が予備的な結果を得ている高分子ブラシを用いる無機結晶の結晶成長制御の研究で得られた知見を基に(CrystEngComm. 2010, 2014, Polym. J. 2014)、この結果をさらに発展させた新しい光学活性有機/無機複合体材料の開発を、特に高分子合成に焦点をあてて行うものである。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で得られた成果は大きく2つある。一つはらせん構造を有するポリフェニルアセチレンの重合反応を考察し、リビング重合に成功したこと、もう一つはらせん高分子ブラシを金基板に作成することに成功したことである。一つ目はロジウムとボロンのトランスメタレーションが鍵となることが明らかになり、これまで制御出来なかった開始反応の制御に成功した。2つ目はラセンブラシを基板に生やし、スピン選択材料の開発に成功した。
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