研究課題/領域番号 |
18K04766
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分26050:材料加工および組織制御関連
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研究機関 | 弘前大学 |
研究代表者 |
紙川 尚也 弘前大学, 理工学研究科, 准教授 (30530894)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 押出加工 / 組織制御 / 力学特性 / 超微細粒材料 / 強度 / 延性 / 塑性加工 |
研究成果の概要 |
本研究は、表面せん断押出という加工方法により、丸棒試験片の半径方向に不均一な変形組織を導入し、試料内部に強度の不均一性を意図的に形成した強度傾斜材料の創製を目的に立案されたものである。アルミニウム棒材に対して、高摩擦条件下での押出加工を施すことにより試料表面に大きなせん断変形を導入し、試料内部から表面に掛けて、組織・硬さ分布の異なる材料を創製することに成功した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、金属材料の強度・延性の両立を実現することを目的に、立案されたものである。実験では、丸棒試験片に対して高摩擦条件下で押出加工を施すことにより、金属材料の内部に不均一な変形組織を導入し、試料内部に不均一な組織・力学特性の分布を意図的に形成することに成功した。本手法は、金属材料の力学特性のさらなる改善を実現する有効な手段になると期待できる。
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