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擬似移動層を用いた複数の反応プロセスの同時化によるバイオディーゼルの高効率合成

研究課題

研究課題/領域番号 18K04829
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分27020:反応工学およびプロセスシステム工学関連
研究機関一関工業高等専門学校 (2020)
沖縄工業高等専門学校 (2018-2019)

研究代表者

福村 卓也  一関工業高等専門学校, その他部局等, 教授 (50360326)

研究分担者 佐藤 和久  一関工業高等専門学校, その他部局等, 教授 (30215769)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
キーワード擬似移動層 / 反応分離 / ソルケータル / グリセリン / バイオディーゼル / ソルケタール / アセタール化 / クロマトグラフィー
研究成果の概要

擬似移動層型クロマト反応器を用いたエステル交換反応とアセタール化反応の同時化により、グリセリドからバイオディーゼルを効率的に合成するプロセスの構築を試みた。モデルグリセリドとしてモノアセチンを用いアセトンを添加して擬似移動層型クロマト反応器内で反応を行わせたところ、エステル交換反応の副生成物であるグリセリンはアセトンとのアセタール化反応によりソルケタールに変換され、かつ燃料添加剤として期待されているソルケタールはモデル生成物である酢酸エチルと同じ出口より溶出した。本研究の方法論により、バイオディーゼルの高効率合成とグリセリンの高付加価値化を同時に実現できる可能性が示された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究の成果により、バイオディーゼルの高効率合成とともに、バイオディーゼル合成時の副生成物であり用途開発が望まれていたグリセリンの有効利用も同時に達成できる可能性が示された。また、グリセリンのアセタール化により生じるソルケタールは燃料添加剤としての可能性もあり、バイオディーゼルとソルケタールを混合状態で得ることができる本研究のプロセスは環境調和型社会の構築に大いに貢献すると考える。

報告書

(4件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2020 2019 2018

すべて 学会発表 (3件)

  • [学会発表] 擬似移動層を用いたグリセリンのアセタール化に関する反応分離挙動の解析2020

    • 著者名/発表者名
      福村卓也・小野祐耶・長澤遼・千田勤・久保正樹・佐藤和久
    • 学会等名
      化学工学会第85年会
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
  • [学会発表] 擬似移動層型クロマト反応器を用いたソルケタールの高効率連続合成2019

    • 著者名/発表者名
      長澤遼・福村卓也・佐藤和久
    • 学会等名
      第21回化学工学会学生発表会(東京大会)
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
  • [学会発表] 擬似移動層の反応分離場を利用したソルケタール合成プロセスの構築2018

    • 著者名/発表者名
      長澤遼・福村卓也・佐藤和久
    • 学会等名
      平成30年度東北地区高専専攻科産学連携シンポジウム
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2022-01-27  

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