研究課題/領域番号 |
18K04893
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分28030:ナノ材料科学関連
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研究機関 | 東洋大学 |
研究代表者 |
水木 徹 東洋大学, バイオ・ナノエレクトロニクス研究センター, 研究助手 (80408997)
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研究分担者 |
中島 義賢 大阪大学, ナノサイエンスデザイン教育研究センター, 特任准教授(常勤) (40408993)
モハメッド シェイク 東洋大学, 学際・融合科学研究科, 准教授 (50708609)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | バイオナノ複合材料 / グラフェン / 希少糖 / がん治療 / 新規ナノ材料 / バイオナノ複合新材料 / ナノ材料 / 酸化グラフェン |
研究成果の概要 |
DDSの構築やナノ手術、温熱療法などを利用したがん治療や医療用検査デバイスへ応用可能な新規ナノ材料として、希少糖で修飾したナノ材料を独自に開発し、その機能性を解析・応用することを目的としている。本研究テーマでは希少糖で機能化された還元型酸化グラフェン(希少糖付与rGO)を合成し、その解析を中心に研究を進め、合成に適した条件、表面物性解析、生体適合性や細胞毒性など多くのデータを蓄積した。 一方、近年の研究環境の急激な変化から医療用検査デバイスの完成まで行うのは困難な状況となったため、一部の内容を希少糖含有糖脂質の合成と細胞に及ぼす影響の解析に切り替えて研究を進めた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
希少糖は様々な機能性を有することから研究分野において高い関心を集めているが、近年では様々な食品や飲料に使用されるようになったことで一般的な生活の中でも目にすることが多くなっている。本研究では希少糖とその機能に注目し、医療応用可能な新材料の開発に役立てることを目的とした。 希少糖を用いた新規ナノ材料として希少糖付与rGOを開発し、その物性解析や生物に及ぼす影響の解析を進めた。これら蓄積した多くのデータは今後の機能性材料開発の際に重要な役割を果たしていくものとなり、学術的・社会的に意義のあったものであると考える。
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