研究課題/領域番号 |
18K04905
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分28040:ナノバイオサイエンス関連
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研究機関 | 北陸先端科学技術大学院大学 |
研究代表者 |
ビヤニ マニッシュ 北陸先端科学技術大学院大学, 共創的国際研究推進本部, 特任教授 (00599780)
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研究分担者 |
高村 禅 北陸先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 教授 (20290877)
山下 啓子 北海道大学, 大学病院, 教授 (70332947)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | Peptide / Peptide aptamer / Voltammetric sensor / Brest Cancer / Cathepsin E / Portable FET / FET sensor / peptide aptamer |
研究成果の概要 |
カテプシンE(CatE)の発現量を測定するために、シリコンベースのFETセンサーを開発した。これは、CatE特異的基質ペプチドをFET表面に固定化し、CatEの切断を手のひらサイズのポータブルFETデバイス(FETSORと呼ぶ)を用いて測定することにより実現した(図1左)。バイオセンサーを動作させるための測定条件は、pH7.4、0.01X PBSで最適化した。その結果、2.3 pmolのCatEが基質ペプチドを切断する活性の有無の区別に成功した(図1右)。 pH7.4でのペプチド上の全電荷は+8.51であり、切断後は+3.61に減少し、ゲート電圧測定値が0.05V減少することで確認された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
FETSORを用いたCatE測定の有用性を実証・評価することに成功した。乳がんバイオマーカーであるカテプシンEを簡便かつ迅速に検出するための携帯型ペプチドベースFETセンサーの開発という成果をもって、本研究課題の完了とする。
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