研究課題/領域番号 |
18K04939
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分29020:薄膜および表面界面物性関連
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研究機関 | 奈良先端科学技術大学院大学 |
研究代表者 |
上沼 睦典 奈良先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 准教授 (20549092)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 熱電材料 / 酸化物 / 薄膜 / 熱電発電 / アモルファス酸化物半導体 / 熱電変換 / アモルファス |
研究成果の概要 |
本研究はアモルファス酸化物半導体薄膜を中心に熱電性能評価とその基礎物性理解を目的とし、成膜条件や異種材料積層効果および結晶性の影響を評価した。成膜時の圧力条件により熱電性能は変化し、それらは材料のエネルギーポテンシャル障壁とフェルミ準位の関係に由来することが分かった。また、アモルファス状態とナノ結晶状態では、熱電性能に大きな違いは見られなかった。一方でTFT構造を用いると単膜を超える熱電性能を示すことが明らかとなった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、情報化社会において重要となるIoTセンサー機器の自立型電源として応用可能な発電技術である。さらに熱電発電技術は、身近なエネルギー利用に対する意識をグリーンエネルギーへ変革させるものであり、本研究がさらに進展すれば、Society 5.0の実現やSDGs達成に貢献する。
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