研究課題/領域番号 |
18K05039
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分32010:基礎物理化学関連
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研究機関 | 佐賀大学 |
研究代表者 |
梅木 辰也 佐賀大学, 理工学部, 准教授 (00384735)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 炭酸水素イオン / ギ酸 / NMR / pH / ギ酸イオン / 密度 / 電気伝導度 / 粘度 / 化学シフト / 自己拡散係数 / 縦緩和時間 / CO2 / 電解 / 溶媒和構造 / ダイナミクス |
研究成果の概要 |
CO2還元生成物水溶液の溶媒和構造や分子・イオンダイナミクスを分子レベルで明らかにすることは,CO2電気化学還元の高効率化や高速化において重要である.本研究では,CO2還元生成物としてギ酸に焦点をあて,NMR測定法を用いて,炭酸水素ナトリウム水溶液中におけるギ酸イオンの回転相関時間や自己拡散係数を測定し,ダイナミクスを議論した.また,ギ酸とギ酸ナトリウムの混合水溶液のpH,密度,電気伝導度,粘度を測定し,酸解離平衡を議論した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
CO2電気化学還元は,CO2を物質変換する方法の一つであり,水溶液中におけるギ酸イオンの溶媒和構造やダイナミクスなどの溶液構造に関する知見やギ酸イオンとギ酸分子の酸解離平衡に関する知見は,CO2からギ酸を生成する電気化学還元の高効率化や高速化において,重要な知見になるものと考えられる.
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