研究課題/領域番号 |
18K05094
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分33010:構造有機化学および物理有機化学関連
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研究機関 | 近畿大学 |
研究代表者 |
今井 喜胤 近畿大学, 理工学部, 准教授 (80388496)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | 円偏光発光 / CPL / 磁気円偏光発光 / MCPL / 非古典的円偏光発光 / NC-CPL / キラル / 蛍光 / ピレン / ペプチド / キラリティー / ビナフチル / 光学活性 / 非古典的 |
研究成果の概要 |
発光には、左回転する光・右回転する光、2種類の回転する光・円偏光発光(CPL)が存在する。本研究では、発光性ユニットとして、ピレン環を用い、柔軟性に富んだあるいは硬直した各種有機基本骨格(ペプチド、ビナフチル、パラシクロファン)と組み合わせることにより、新しい光学活性ピレン円偏光発光(CPL)体を合成し、同じキラリティーを有する発光体から、外部刺激による左右両方のCPL発光に成功した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
1種類の光学活性ピレン発光体、1種類のアキラルなピレン発光体から、左右両方の回転する光・円偏光発光(CPL)を作り出すことに成功した。この成果は、天然物など1種類のキラリティーしか存在しない発光体あるいはアキラルな発光体から回転する光を発出させることが可能であることを示しており、円偏光発光(CPL)体開発の幅が、大幅に広がると考えられる。
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