研究課題/領域番号 |
18K05097
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分33020:有機合成化学関連
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
吉田 和弘 千葉大学, 大学院理学研究院, 准教授 (60375607)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 有機合成 / 面不斉 / 閉環 / 芳香族化合物 / 含窒素複素環芳香族化合物 |
研究成果の概要 |
本研究では、鎖状化合物の位置選択的合成が芳香族化合物の位置選択的合成よりもはるかに容易であるとの考えに基づき、芳香族化するための仕掛けを施した鎖状基質からこれまでにない機能を有する縮合環芳香族化合物の合成を目指して研究を実施した。具体的には、以下の課題に関する研究を行った。1) 面不斉ピリジン触媒の実践的合成法の開発と応用, 2) 4-キノロン誘導体合成法の開発、3) ヨウ素と硫黄を利用する機能性芳香族化合物合成法の開発。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
芳香族化合物を合成する上で現在欠かすことのできない役割を担っているのが、芳香族求電子置換反応である。しかし、多種多様な芳香族化合物の需要が高まりつつある中、芳香族求電子置換反応だけでは合成することが困難な芳香族化合物が多数存在する。本研究は、人類社会の発展に寄与すべく、置換基をあらかじめ望みの位置に配置した鎖状化合物から芳香環自体を構築するという我々がこれまで独自に開発してきた芳香族化合物合成法を大幅に発展させることを目指して実施した研究である。
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