研究課題/領域番号 |
18K05129
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分33020:有機合成化学関連
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研究機関 | 東京理科大学 |
研究代表者 |
木村 力 東京理科大学, 理学部第二部化学科, 准教授 (40452164)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | マグネシウムカルベノイド / 求電子的反応 / Grignard試薬 / 有機硫黄化学 / スルホキシド / DFT計算 / 有機金属化学 / 求核置換反応 / 1,2-水素移動 / シクロプロパノール / 増炭反応 / 環化反応 / 転位反応 / 挿入反応 / 求電子性 / 反応開発 |
研究成果の概要 |
マグネシウムカルベノイドは、一つの炭素にマグネシウムと塩素が結合した反応中間体である。一般に、炭素―金属結合を含む化学種は求核的な反応性を有するが、マグネシウムカルベノイドには求電子的な反応性がある。マグネシウムカルベノイドが有する求電子的な反応性を活かした有機反応について研究した。また、DFT計算を利用してマグネシウムカルベノイドの特異な反応性について調べた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
マグネシウムカルベノイドの求電子的な反応性を自在に使いこなすことができるようになれば,Grignard 試薬の新規な調製法として有機合成化学分野への波及効果が期待される。有機電子論に基づいた考え方ではマグネシウムカルベノイドの求電子的な反応性をうまく説明することができない。マグネシウムカルベノイドの特異な反応性を解明することは,有機化学の基礎的な知見として意義深く重要である。
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