研究課題/領域番号 |
18K05200
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分34030:グリーンサステイナブルケミストリーおよび環境化学関連
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研究機関 | 岐阜大学 |
研究代表者 |
小村 賢一 岐阜大学, 工学部, 准教授 (40377685)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | Friedel-Crafts反応 / ゼオライト / 固体触媒 / アシル化反応 / ゼオライト触媒 / コア-シェル触媒 / モルデナイト / 新規ゼオライト / ファインケミカルズ合成 / グリーンケミストリー / 触媒反応 / 形状選択的合成 / 低環境負荷型反応 |
研究成果の概要 |
申請者らが見出した新規Friedel-Crafts反応について、反応転化率および選択性を100%にすると、事実上「水」しか副生成物を与えない環境調和型化学プロセスを具現化する事ができる。本研究では、数多くあるゼオライトの細孔構造の特長および化学的性質を適切に捉えることで、定量的な活性および選択性を発現するゼオライト触媒反応の開発を目的に研究を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
種々の12員環および14員環ゼオライトについて、申請者らが見出したFriedel-Crafts反応を検討する事で、ゼオライトが有する細孔構造が触媒活性および選択性に与える影響を具体的に知ることができる。これによりゼオライト触媒の細孔構造と遷移状態を分子化学的に捉える事が可能となり、本触媒反応に適している細孔構造の特長を明らかにできる。 ゼオライトの活性点の指標となるシリカアルミナ比に着目し、ルイス酸点導入効果、ネストシラノールの効果など化学的な検討をする事で、触媒の活性を向上させる有効手法を具体的に見出すことができる。
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