研究課題/領域番号 |
18K05206
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分34030:グリーンサステイナブルケミストリーおよび環境化学関連
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研究機関 | 東京電機大学 |
研究代表者 |
保倉 明子 東京電機大学, 工学部, 教授 (20343569)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | ナノ粒子 / 植物細胞 / 先端計測 / 資源回収 / ファイトマイニング |
研究成果の概要 |
単細胞藻類を用いて,金,銀,ニッケル,パラジウム,セレン等の添加実験を行い,細胞内においていずれも高濃度に蓄積されることを実証した。これらの元素を蓄積した藻類細胞について,X線吸収分光分析を行った。得られたX線吸収スペクトルを解析し,その化学形態を明らかにした。また電子顕微鏡で観察し,藻類細胞内で生成されたナノ粒子の粒子サイズについて考察を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
単細胞藻類に種々の金属・半金属元素のイオンを添加して,藻類においてナノ粒子が生成されるかどうかを調べた。放射光X線分析を用いて,藻類細胞内における化学形態を明らかにし,また電子顕微鏡により細胞内で生成されたナノ粒子の観察を行った。このように植物機能を利用した金属ナノ粒子の合成は,従来の化学的な合成法よりも,省エネルギーで環境にやさしい合成手法として期待される。
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