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高次構造制御された多糖への位置特異的側鎖導入による高機能化

研究課題

研究課題/領域番号 18K05225
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分35010:高分子化学関連
研究機関鈴鹿工業高等専門学校

研究代表者

山本 智代  鈴鹿工業高等専門学校, その他部局等, 教授 (80314045)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2022年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2021年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
キーワード多糖 / 光学分割 / キラル固定相 / HPLC / 多糖誘導体 / 高速液体クロマトグラフィー
研究成果の概要

天然に存在する一方向巻きらせん構造を有するアミロースについて、その構成単位であるグルコース環がもつ3つの水酸基のうち、2位のみをエステル化し、残りの3,6位をカルバメート化した様々な誘導体の合成を行った。得られた誘導体を高速液体クロマトグラフィー用のキラル固定相に用いて鏡像異性体を分割する能力の評価を行ったところ、2位のエステルがかさ高いほど、高い分割能を有することが明らかとなった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

多糖誘導体は高速液体クロマトグラフィー用キラル固定相として広く様々な分野で用いられており、それらは全てグルコースの3つの水酸基に同じ置換基を導入したものである。一方、水酸基を位置特異的に誘導体化できれば得られる誘導体のバリエーションが広がり、これまでとは異なる能力を有する誘導体の合成が可能になると期待される。本研究で用いたエステル交換によるアミロースの2位のエステル化は、他の水酸基を保護する手間を必要としない有用な誘導体化方法であり、導入する置換基と光学分割能の関係について明らかにすることは、より高い光学分割能を有するキラル固定相の開発につながるものである。

報告書

(6件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2021

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] NMRを用いたセルロースフェニルカルバメート誘導体の不斉識別機構に関する研究2021

    • 著者名/発表者名
      西野巧起、山本智代、岡本佳男
    • 学会等名
      第26回高専シンポジウム
    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2024-01-30  

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