研究課題/領域番号 |
18K05235
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分35020:高分子材料関連
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研究機関 | 京都工芸繊維大学 |
研究代表者 |
本柳 仁 京都工芸繊維大学, 分子化学系, 准教授 (10505845)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 制御重合 / リビングカチオン重合 / 精密重合 / パイ共役ポリマー / 特異構造高分子 / パイ共役高分子 / ブラシ状高分子 / リビング重合 / ポリフェニルアセチレン / ポリビニルエーテル |
研究成果の概要 |
新たなケミカルプローブの分子設計指針を構築するために、“化学構造”と“分子の大きさ”の両方を認識可能なケミカルプローブの創製を目指した。本研究の成果として、[1]側鎖に導入した”分子の大きさ”に応じて吸収色が変化するブラシ状パイ共役ポリマーの合成に成功し、[2]アルキンを有する新規モノマーを新たに分子設計し、[1]のポリマーと組み合わせることで”化学構造”を認識可能なブラシ状パイ共役ポリマーの合成に成功した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
分子の構造変化や会合体形成によって吸収色や発光色が変化するパイ共役ポリマーは、化学物質のセンサー材料として数多く開発されている。これまでは、対象化合物の“化学構造”を認識する化学センサーがほとんどであったが、類似化合物を識別することは困難であった。今回、新たに“分子の大きさ”を認識することが可能な化学センサーの合成に成功したことで、“化学構造”と“分子の大きさ”の両方を認識可能な化学センサーの実現が可能となり、対象化合物の選択性の向上に寄与する。
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