研究課題/領域番号 |
18K05292
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分36020:エネルギー関連化学
|
研究機関 | 富山大学 |
研究代表者 |
萩原 英久 富山大学, 学術研究部理学系, 准教授 (30574793)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
|
配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
|
キーワード | 水素 / 水分解 / 光触媒 / 熱化学水素製造 |
研究成果の概要 |
ISプロセスの吸熱反応を光エネルギーで進行させることを目的に、HI分解に対して高い光触媒活性を示す半導体材料を探索した。その結果、Rh添加SrTiO3やCo担持TiO2ナノシート光触媒でHI水溶液からの水素生成反応が進行することが分かった。また、Rh添加SrTiO3では貴金属助触媒の担持は水素生成に寄与することでHI光分解活性が向上していることが明らかとなった。また、HI光分解に適した助触媒は表面反応の促進だけではなく、HI水溶液に対する耐久性も重要であることが分かった。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
地球規模のエネルギー・環境問題を解決するために、再生可能エネルギーと水から、クリーンかつ安価で大量に合成が可能な水素製造法の確立が喫緊の課題となっている。本研究で得られた成果は、水素の生成反応に用いる光触媒の表面触媒に適した貴金属助触媒の条件を明らかにしたものであり、今後の研究の進展によって、太陽光エネルギーの化学エネルギー(水素)への高効率変換の達成に寄与することが期待される。
|