研究課題/領域番号 |
18K05342
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分37020:生物分子化学関連
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研究機関 | 上智大学 |
研究代表者 |
新倉 貴子 上智大学, 理工学部, 教授 (10301491)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | ペプチド / 生理活性分子 / 神経伝達物質 / 認知機能 / 生物活性分子 |
研究成果の概要 |
アルツハイマー病の病態改善作用を持つペプチド因子ヒューマニンの脳における生理的機能に着目して解析を進めた。マウスにヒューマニンを投与すると、記憶に関与する脳領域である海馬での神経伝達物質の量が一過性に増加した。また、同時に認知機能を促進させることがわかった。また、ヒューマニンが神経細胞に直接作用することで神経伝達物質の放出を促進させることが明らかとなった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ヒューマニンは、ミトコンドリアに由来しホルモン様の作用を持つ新規ペプチド群のひとつとして注目されている。また、血液中には抗老化因子が含まれることが知られており、それらの因子を同定しその作用を解析することは、加齢をリスクとする疾患の予防や治療法の開発にも貢献する。本研究ではヒューマニンが神経細胞の正常な活動を制御し脳機能を維持することで抗老化因子のひとつとして働く可能性が示唆された。
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